日本時間の2017年9月13日に行われたAppleの新製品発表イベントで、iPhoneのメジャーアップデートである「iOS 11」が9月19日(日本時間9月20日)から提供されることが発表されました。
ただ、この「iOS 11」をインストールすると、既存のアプリが使えなくなる可能性があるので注意が必要です。使えなくなるアプリは簡単に確認することができるので、アップデートする前に確認しておくことをおすすめします。
互換性のないアプリをメインとして利用している場合は、アップデートは控えたほうがよいかもしれません。
iOS11から使えなくなるアプリの確認方法
iPhone本体の「設定(歯車アイコン)」から「一般」を選択。
「一般」画面にある「情報」を選択。
「情報」画面から「App」を選択。
「App互換性」という画面が表示され、インストールされているアプリの中でiOS11では動作しないものが一覧で表示されます。
ここでは「テレBing」「LINE Tools」「AppZapp Pro」「Count It!」がiOS11では使用することができないことが分かります。
既に終了/削除されているアプリも
表示されているアプリをタップするとストア画面に移行します。
ただし、既に削除されている場合は以下のようなアラートが表示されます。
iOS11にしてから対応していないアプリを起動するとどうなる?
iOS11にアップデートしてから非対応アプリを起動させるとどうなるのか確認してみました。
非対応アプリはアラートが表示されて起動することができないようになっています。
ちなみに「OK」をタップするとアラートが閉じ、「詳しい情報」をタップすると「App互換性」画面へ遷移します。
まとめ
現在使用しているアプリがいiOS11に対応していない場合は、しばらくアップデートは控えた方がよいでしょう。どうしても継続して使いたいアプリがある場合は、開発者にアップデートする予定があるかどうか確認してみるのも1つの手段です。
既にAppStoreから削除されているアプリに関しては素直に代替アプリを探すほかありません。ただし、同じ開発者から同じようなアプリがリリースされている場合もたまにありますので、関連アプリをチェックしてみましょう。
アプリ開発者が古いアプリ(32bit)からiOS11対応アプリ(64bit)アプリへ対応するときはかなり労力がかかる場合があります。収益が出ている場合やユーザーから多くの要望がある場合を除いて、バージョンアップせずにそのまま終了してしまうケースも少なくないと思われますのでご注意を。
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